全国理容美容学校連盟の概要

一般社団法人全国理容美容学校連盟とは

 全国理容美容学校連盟は加盟校の教育レベルを向上させることが、ひいては理美容業界に有為な人材を送り出すことにつながるという趣旨で1971年(昭和46年)、現在の文部科学省認可の社団法人として設立されました。

 この基本方針は設立から40年経ち、平成26年4月1日一般社団法人全国理容美容学校連盟に移行認可された今でも変わるものではなく、理容美容学校の設立した団体として加盟校への協力を惜しまない所存です。

 一方、現在の加盟校は専修学校として理美容師養成施設における資格取得の場にとどまらない学校教育・人間教育の場としての役割を担っております。そのことを評価していただき、全国専修各種学校総連合会からも支援を受けております。少子化をむかえ各分野、各学校の運営がより厳しくなってきている昨今ですが、個々の学生の能力、人間性を伸ばすことが当連盟の使命、役割と自負しております。

理事長  佐々木 健雄

概要

団体名 一般社団法人 全国理容美容学校連盟
住所 〒171-0044
東京都豊島区千早1-28-9 1階
電話 03-5926-8971
FAX 03-5926-8970
設立 1971年3月20日
設立目的 理容美容学校の相互の協力により、理容美容教育の振興を図り、我が国の理容美容業界の発展に寄与することを目的とする。
定款

事業内容

(1) 全国学生技術コンテストなどを実施し全国レベルでの学生の技術向上を目指す

(2) 模擬試験をはじめとする、理美容学校生の学力向上の機会の設定

(3) 理美容学校卒業生を含む理美容学校関係者の自己啓発の機会の提供

(4) 理容美容業界関係者の相互理解の場の提供

(5) 理容美容関係図書および教科書の刊行

(6) 会報の発行とホームページの運営

(7) その他目的を達成するに必要な事業

事業内容

 1、 設立及び目的
理容美容学校教育に関する調査研究ならびに理容美容学校の相互の協力により、 理容美容教育の振興を図ることを目的として昭和46 年 3 月 20 日に 15校により旧文部省(現在の文部科学省)を主務官庁として社団法人全国理容美容学校連盟として設立。 平成 2 6 年 4 月 1 日に 一般社団法人全国理容美容学校連盟に移行認可。

2、 特徴
理容師美容師の養成施設としてだけでなく、 学校教育法における学校を強く意識して設立されたことに特徴がある。 学連は理容美容学校を会員としており学校サイドによる運営がなされ、 参加数も比較的少数であることから、 下記にのべるような時代のニーズにあった事業を行うことができるのも特徴である。

3、 設立の動機
当時学校教育法の改正が企画され、 専修各種学校制度の改善整備が行われる中、 理容美容学校における教育上の問題から全国専修学校各種学校総連合会及び東京都専修学校各種学校協会などの各専修学校協会での発言を確保することでもあった。 その後の理容美容学校の各種専修学校協会における活動により、 現在においても理容美容学校は専修学校協会の第4分野において主要な地位を占め るに至っている。 昭和50年専修学校制度の成立にも第4分野の代表として尽力した。

4、 事業活動
【出版】
当初は編纂委員を中心に理美容教育の図書の出版を主におこなっていた。 『理美容の科学』は初版昭和53年で平成にはいり第8版まで出版された。毛髪科学、 香粧品化学の重要性から毛髪科学協会からも協力も仰ぎ既存の教科書を補充す るものと同時に学問的レベルを維持した本でもある。 『美容の技術・理論』 は初版が昭和57年で第4刷まで出版した。 美容理論の教科書においての理論付け の弱い部分を強化したものである。 両書籍は時代の先駆けを担うものであった。 また平成2年出版『理美容に携わる方のマナー読本』 も接客業たる理美容業においては基本となるものとして、 各学校でマナー教育の副読本として好評を得え、 3刷を数えた。
【学連理事長賞】
各加盟校の推薦により学業優秀者および学内コンテスト優秀者に卒業時に学連理事長賞を出す。
【コンテスト実施】
従来学内にとどまっていた技術コンテストを全体的なレベルのアップを目指し加盟校の学生を対象に平成7年には学生技術コンテストのワインディング部門を開催。その後、 カット、 アップスタイル、 デッサンを順次加え、 ネイルア ートデザインコンテスト及びネイルアートミュ ー ジアムを開催する。 ネイルアートミュージアムはチップのみの参加であり地方の学校が学連のコンテストに参加する第一 歩になればとの思いもある。
この学連主催コンテストは加盟校の教員から選ばれたコンテスト委員によるコンテスト委員会を中心に運営され、 加盟校のコンテスト出場校から選ばれた 審査委員を中心に厳正な審査が実施されることでコンテストの信頼性を確保し ている。
今後レベルさらなる向上を目指し外部審査員の協力も考えられるが、基本的に学校教員による運営を心掛け学校連盟の名前に沿う活動をしていきたい。
【模擬試験】
2年制の導入により学科試験の在学中の合格がより重要なもとして位置づけら れ、 在学中の全員合格を目指すためにまた学生の全国レベルの学力を認識するために実施された。

5、 文科大臣賞及び全国専修学校各種学校総連合会会長賞の表彰
全国専修学校各種学校総連合会はじめとする各専修学校協会との良好な関係に より現在のコンテストにおける全国専修学校各種学校総連合会会長賞及び、 全国専修学校各種学校総連合会の協力によって、 文部科学省により文科大臣賞の 表彰ができるに至った。

事業内容

一般社団法人 全国理容美容学校連盟では、 平成18年に「学生表彰」を制定し、毎年多くの学生を表彰して参りました。 これは、成績優秀な学生に対し、当連盟理事長が在学中の努力を称え賞状を授与するものです。


一般社団法人全国理容美容学校連盟 「学生表彰」要網 (平成18年6月29日制定 平成24年6月追加)

1. 目的
この要綱は、学校振興の一環として、一般社団法人全国理容美容学校連盟(以下「学連」という)加盟校に在籍する学生に対し、学連が表彰することを目的とする

2. 対象者
在学中、勉学に精励し優秀な成績を収めた者、 または、学内技術コンテスト等で優秀な成績を収めた者で、 且つ学校長が推薦する者

3. 表彰
卒業式にて賞状を授与する

申請
指定の申請用紙に必要事項を記入の上、学連事務局に申し込む